梅雨の間隙ぬって京丹波へ < はりま風土記の里を歩く会 >例会報告
隣国で未訪問は丹波国分寺跡を残すだけとなったので、万を喫して2023年6月21日に梅雨時季に訪れた。播磨国府から京への裏街道として多くの旅人が往来したし、兵庫県はR 372を”デカンショ街道”と呼んで篠山への街道だとPRしている。曇り空で何時パラパラ来てもおかしくない低い雲であったが参加30人で一路京都府との境、天引峠を目指す。播但道中国道と繋ぎ滝野社ICで降り、R372で丹波篠山市内を目指す。篠山市中ほどで左手に丹波アルプスの小金井嶽、御嶽、西嶽が見え始めR173とクロスする交差点の県指定の天然記念物のオオスギに、ご合さつとトイレ休憩なり。しばらく走って天引峠を越え、京都府へ踏み入れた初めの訪問先は禅宗の普済寺の重要文化財の観音堂を見て苔の
薮田神社木製狛犬
境内を散策、次いで薮田神社参拝と鞘堂に納められた本堂の脇に彩色が残る狛犬を発見し大興奮。年代は不詳だが古い形態で据えられている。大イチョウとムクノキを見上げ大きさを体験する。
出雲大神宮本殿前の木製狛犬秋には周囲を圧倒する黄葉を見せてくれるのでしょう。次いで、光秀の首塚のある谷性寺で昼食兼ねてアジサイの満開を堪能する。光秀の家紋キキョウも間もなく満開を迎える様子であった。NHKの放送を当て込んで寺の入口のイベント会場はコロナで全滅であったと24日からの開園に勤しむ村人が申すのを聞き、真面目にやって損をした処がそこかしこに在る様に思えた。
午後からは出雲大神宮へ参拝です。さすが”出雲さん”平日の水曜日なのに参拝者が途切れなく、何をお願いするのでしょうね。ここでも拝殿前の彩色残る狛犬を写真に撮り嬉しい気分だが、年代不詳が不満あり。今回のイベントである丹波国分寺跡は田んぼの中にあり、各所に説明版が設置されおり、境内の大きさは200m四方あったらしく、他の国分寺に見劣りしない大きさであったようだ。最後に向かうは女性群のお楽しみである道の駅でのお買い物も出来、一路姫路へ向かう。梅雨の合間そのものであったが雨は無く我が”はりま風土記を歩く会”の善男善女の参加の賜物だったと言っておこう。Ⓢ atomu
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