遅まきながらの初冠雪が山上を照らしました。
早い時には10月20日過ぎに冠雪の便りが届くのでだが、遅くとも11月初旬にはミゾレが朝方に雪になり初冠雪の報に接するのである。毎年、天気予報などで初冠雪の予想を立て、降るだろう思えば朝早くから氷ノ山を目指していた。ここ何年かはご無沙汰しているが、冬の到来の雪を真っ先に触れたい思いからであった。10年以上も前だろう、R29号から「氷ノ山林道」へ入った頃から降雪が始まり、殿下コース口ではタイヤが半分近く浸かるようになりこれ以上だと動けなくなる危険を感じたので、車はUターンさせ帰路のコースを取っておいた。せめて「三の丸」までと、装備は万端に、歩き出すが雪は増すばかりで帰路を考え途中退散をきめた。往路の車の轍は消え、通いなれた夏コースの林道を思いながら安全なコースを選び下山を始めた。4WGとスタッドレスタイヤが新しかったのでスリップしながらであるが、下りなので何とか「ヤマメ茶屋」に着きひと安心である。ほとんどが、初冠雪は予定が立たないので独り入山が多いのだが、これだけの豪雪は初めてで、一人より二人、二人より三人の方が安心だが、リーダーの決定に従うことをしっかり決めておきましょうう。
今年は降雨が少ないのと、寒気の南下が浅いのが初冠雪が遅れた一番の原因でしょう。日本の四季が無くなると心配する輩がいるそうだが、気象庁に基準の見直しをする時期ではないかと申しておきたい。気象予報士でないので予報は当たらないが、-6.5cの寒気が近畿を大きく覆えば初冠雪は期待できるのだが。80年生を得た、体験から申すなら扇風機が無い、床机でウチワ片手に涼を得ていた時代、日中の気温が30度超すことはザラデはなかった。九月五日の神戸新聞に「県内の5地点で史上最高気温」の記事がある。最高は豊岡市の39.4度だと言い、月平均も豊岡が29.9度で最高である。今年の県下の夏の30℃越えは120日を越え最多であった。北海道が35度越えを再三記録するなど、夏は北海道、冬は沖縄のルールは消え失せそうである。昨日(11/06)も九州で30度越え新記録だとマスコミが報じている。海水温が高いので南の魚が北上し、北の魚はより北へ、回遊魚も沿岸から遠く離れてしまうので不漁が続いているのである。どうだろう、東北から北海道で漁獲する日本漁船の魚貝類は流通に乗せ、ロシヤ産などからは輸入せず、3、4年もすれば欲しくならないのではないか。欲しそうにするから単価が上がり、今では庶民の口に入らない値段になってしまった。現在、庶民がいかほどロシヤ産を口にしているか調査したらどうだろう。
来週(11/12以降)には寒気が南下するらしいので初冠雪を期待して、対策をして待つことにしよう。Ⓢ atomu
@ <8年前の 氷ノ山の初冠雪の写真が見つかりました、お待ちどう様でした >
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