阪神淡路大震災から29年、日本各地で大地震が激増するので我が市町の長は、我が足元を忘れていませんか!!!。
昭和15年(1940)に生を受け、今日まで生き長らえたのは、「神のみが知る成せる業なのだろう」か。世界大戦を無時生き延びた幼少年は、食糧難を両親の懸命な努力で十分な食料は無かったが、他人の物を盗み迷惑を掛けることもなく、貧しくとも大きく育ててくれた。どの様にやりくりしたのかは、知るすべも無いが、学校に納める諸費用は何時も忘れて(言いわけ)遅れたのは今も鮮明に思い出せる。現在学校では、欠席する生徒が多いようだが当時もあった。貧困による諸費用が納められない、親が仕事で不在なので小さな子供の面倒を見なければならない。金はあるが子供に勉強させず、家業を継がせる家庭もあった。
昭和も30年、40年と進んでくると戦前から継続した商売方法の徒弟制度が会社員と言う新しい制度になり、若者は会社へ勤め青春を謳歌し、社会問題化し始めた。そこで、政府はグループ活動を推奨し、地域では青年団、4ℍクラブ、全国的にユースホステルを開設し健全な若者を旅へ誘い、ブームを呼んだ。
戦後間もなくは、全国的に台風の洗礼を沢山受けたと記憶している。家が倒れるのではないかと思うほど揺れた。ジエーン台風、伊勢湾台風、他などだと思うが、戦後間もなくに大地震が起きたのは少年は知らないが、二階で寝起きしてたので地震の経験は数度はある。近隣で大地震の経験は無く、昭和を終え平成になると、”山崎断層地震が近い”と騒ぎ出し、各所で試掘が始まった。山崎断層の支脈、”暮坂断層‶が揺れ震度4を記録しての、結果は知るすべを持たないのは、その後、日本各地で大地震が多発するので、山崎断層地震は遠くへ追いやられた感がある。
阪神淡路大震災以降に発生した大地震は全国に跨り、羅列は最終稿に送るが、北海道から九州(熊本)までで、地震国日本を象徴するような回数である。
今回の能登半島地震の兆候は2年以上前からあったのに、行政が何かをやったとは聞いていないし、発生後の対策のゴタゴタにも腹立たしい。石川県は四周を海に囲まれているので、自衛隊がオーバークラウドで上陸し、救護の品々を寒村に届け、村民を救出するものだと考えていたのに、テレビ画面からは伝えない。何故だ!!、また、石川県知事が記者会見の時、テレビで机の前で椅子に座り足を組む姿に接した、何と心の貧しい知事だ、と感じ思ったのは我だけだろうか。
最近の山崎断層の様子を知りたい、30年前には対応を考え、対策をしたはずなのに最近の山崎断層の様子がマスコミからは聞こえてこない。この時期に「山崎」は受けないだろうが、今回の能登半島地震を契機に、山崎断層の危険に繋がる地域(市町村)で連携した行動を起こしてほしい。10年後に対策が空打ちなら良かったと歓び、次の10年へ備えれば、備えが3重になるはずです。”備えあれば、憂いなし” 小さな備蓄を寒村々に毎年やれば良い。ならば財政の負担は軽い。今回の災害を見て、車で行けるものだと考えたが、消防車でも救えない、救助用備蓄(食料、カセットコンロ、通信用の電源、用具)が用意されてなく、田舎ほど自治会組織の絆は強いのが生かされたのだろうか。テレビ画面には連絡がなく、食料も底ついた、との悲しい画面ばかりが多いなか、公民館に村全員が薪で暖を取り、知恵を出し合い倒家屋に挟まった人を柱をテコに救出し、頑張っている。とか、漁船を出して、漁港のある村々に品を届け周った。昔の峠を越え寒村に入った。都会の人には出せない知恵を発揮したのを聞きたい。
「暖かくなれば、阪神淡路以降に発生した各地の大地震や災害の復興状態や、村仲間と離れ離れになった寂しさ等を生で聴き歩き、テレビやマスコミ出ない姿を仲間に伝えたいと思っている」
いつ起きるか分からない地震に、
遭遇した行政の長は「想定外であった!」と言い訳する姿は、もう飽きあきである。起きても最小の災害で終えたら、さすがうちの市長は大した者だと大喝采するでしょう。長は「市民の命と財産を護るのが我々の仕事だと」声え高に吠えるなら、毎年、少額の予算を集落に配り集落が中心になり
補助道具を用意することが「生命と財産を護る」ことが出来る最短の
道だと信じている。また、過疎化が叫ばれる村ほど戦前に組織した
「隣組組織」を立ち上げよう。老人も会合に顔を出し、昔の知恵を発揮し、お世話になるのでなく参画する歓びは若者、少年にも受けるでしょう。また、通学する子供に「おはよ~……」と声かけし、存在をアピールしておこう。長年慣れ親しんだ仲間と共に……と仰る老人の命を長らえる方法だと思うので、隣組を大事にして欲しい。
最後に四周を海に囲まれた能登半島に、客船(フェリー)を廻す話は聞かない、何故だ!、阪神淡路大震災に経験し、有効を体験しているはずであるのに、石川県の長が言わないなら政府で先頭を切り、寒い体育館から開放してやってほしい。Ⓢ atomu