2024年1月24日水曜日

第五回 〈 吉備の層塔を歩く・日本三大厄神の由加山蓮台寺、由加神社/ 熊野神社 〉

由加山蓮台寺不動尊
                  五流尊瀧院三重塔、
五流尊瀧院社列

                由加神社本宮多宝塔
       
     災害の無い日本、元気で甲辰年を乗りきれますようお願いしよう。 
  龍野西ICから山陽自動車道に乗り、備前ICで下車し、グリーンハイウエーに乗り換え岡山市内へ向かう。今回、山陽自動車道をショート区間走ったのは、昨年末通行止めが晴れて開通したトンネルの様子を知りたいとの思いからの通行である。半年に渡る通行止めは、多くの利用者に不便をかけ、SAエリア―売店の減収にパートさんの休業補償などどう解決したのだろうか。などなど考えながらトンネルを抜けたが、特別どうしたかなどは分らなかった。今も坑内でスピードを出し車線変更する輩を見て、近い将来再来するのではと危惧しながら高速道路を離脱した。 道路はハイスピードで駆けるだけでなく、周囲の景色を楽しみも加えたドライビングでありたいと思っている。     
 岡山市内のR2号線はスムーズに進み、目的の五流尊瀧院に10時30分に到着す。正月の延長なのでしょうか、パラパラだが参拝者があるのは嬉しい。歴史の荒波に流されながらも1000余年繋いでこられた関係者の心に接することが出来た対話であった。雨漏りを修理するとの話を伺い、シートで来21日には囲まれているそうである。
 日本三大権現社は京都、大阪の神社に匹敵する参拝者の数は、中国地方最大と称えるに相応しい参拝者で、お札購入の数が物語るように思える。参拝者が多いと拝殿、本殿なども立派になり、商売繁盛、健康祈願参拝者が足を運ぶ、サイクルが大きくなり神社も繫栄するする姿が、蓮台寺や由加神社に彷彿するのである。 備前焼の鳥居、特大の狛犬、火災の類焼を防ごうと距離を置いた位置に多宝塔、由加山発祥の磐座群、四国金比羅山、と兄弟関係を伝える両参り、寄付者の金額も1億円を越える人も多く、強く帰依されるのも厄神さんの御利益でしょうか。21日は細やかだが心込め健康を祈念しようではないか。Ⓢ  atomu 




2024年1月13日土曜日

 日本の古道120選その2・因幡藩主が越えた釜坂峠と志戸坂峠を越え智頭宿へ!!

         出発点の智頭急行、平福駅
 
                       志戸坂峠入り口にある記念碑
 平福駅 ~ 平福宿 ~ 釜坂峠 ~ 大原宿 ~ 大原駅 = あわくら温泉駅

      江川神社狛犬・文化3年(1806)丙寅9月

 日本山岳会選定の「日本の古道120選」の候補に兵庫県で2ヶ所選ばれ今回は2度目の探査を実施した、その報告である。前回、昨年10月には兵庫・宍粟千種から鳥取・若桜吉川へを完歩し今回に至ったのである。大坂から智頭急行で平福駅まで来て、旧作州街道を県境の釜坂まで向かう。現在県道200号線になり、舗装道路が峠口まで続く。途中、旧道があればそちらに向かうが、大半は舗装道路歩きである。途中、江川神社へ立ち寄り、江戸時代の狛犬が、迎えてくれた。時代が古くほど小型の作風で彫が浅く、用具のチスの鉄材の少なさを感じずにはおられない。釜谷部落手前の瑞牆神社と樹齢400年スダジイで年代を感じ根元に赤松氏一族の石造碑だとの解説板が年代を教えてくれる。道々で感じたのは、新しい家が多く豊かな集落を感じずにはおれない。釜坂入り口には立派な標識が有り、迷わず峠にかかる。入口に石碑石像などとサクラの大木がシーズンなら見事であろうと思いながら久しぶりの地道を歩きだす。峠は心地よい勾配で一気に峠頂上の「たて場地蔵尊」に迎えられ東屋で一息入れる。ここには茶屋があり藩主にお茶を出し、旅人にも賄ったとの解説板がある。竹林の続く下りを、宮本武蔵生誕地あと謳う宮本村まで一気に下る。途中一息つける「一環清水」の湧水で各々時間取り、宮本神社へ立ち寄り、サノモ神社へ立ち寄り、次いで昔ながらの風情を残す「大原宿」は鳥取藩主が泊った本陣や造り酒屋がある大きな宿場町を散策して当時の面影を彷彿しながら、今日のゴール智頭急行大原駅へ向かう。駅舎は木造で田舎を演出しており落ち着く、駅中で汗を洗い流し車中の人になり、あわくら温泉駅下車し、直ぐ先が今日の宿である。さて、明日越える「志戸坂峠」は、鳥取藩主が参勤交代で越えた重要な峠であったが、雪が多く冬季の利用は叶わなかった。その後、明治大正昭和と繋がり、冬季の峠越えの念願を叶えたのが「志戸坂隧道」の開削であった。他国に比べ雪の無い山陽道と因幡国が早い開通が実ったのは、兵庫西部と美作国の熱意と因幡との最短重要ルートだと国道53号線が実現したのである。次回は、志戸坂越えと智頭の宿までのお話です。 Ⓢatomu




2024年1月5日金曜日

今年初の東進で「明石」へ、「初荷の幟」を見なかっR2バイパス

   帰省者、初荷を運ぶトラックに挟まれて!!

    遠い昔の初荷は「初荷」幟を立て、元気の良い若衆が、屠蘇気分そこそこに荷物の上げ下ろしをやったものです。トラックの幟もいつの間にか消え、挨拶もそこそこにフォークリフトで積み下ろしです。昔の習慣、風習は良きものは残し、悪しきものは改善し後世に残したいものです。

 現在の物差しは短くて、今をどうするかの話しが先行し、過疎化が進んでいる村をどうするかの話しでなく、バス電車を止めるので検討してほしいである。長きに渡り積上げてきた文化伝統は一夜にして崩れ消え去るでしょう。それを救う手立ては、行政の長たる市町村長の決断であろう。我は20数年前に村で留守番する老人達が登山に来る街の人達に声掛けして交流をしてもらい、街から見た村の魅力は何かを考え、都会に無い自然と山、それに素朴さ一杯の老人達であった。我々ボランティアで出来ることは山を駆けることと、登山道の整備ならボランティアで出来ると参加を募った。標高の高低は考慮したが、集落でのオラガ山を選定して共に登山道の整備に汗し、交流を図った。選定した新しい頂は50山で、山頂ポールや道標も整備した。また、昼間村を守る老人達には登山口案内をしてもらい一時の交流をしてもらっている。最後の手は、全国の市町村初、山のガイドブック『1000mの風に乗って〈宍粟50名山〉』を制作し、書店で販売して好評を博し増刷も果たした。また、50山の登破者には記念品を贈呈し、帰路に日帰り温泉へ、道の駅で買い物などして地元に少なからず貢献している。間もなく結成から20年に成ろうとしているが結成した時のメンバーは減り、新旧交代は良いことだが、スタートの時の気概が失せ、サラリーマン化したのが寂しい。我もボチボチ消える時期が来たと心に決める今年かも知れない。

 明石市に多い東経135度線(日本標準時子午線通過地点)のモニュメントを探しに市内へ入った。明石より北は田園都市で一時駐車は許されそうな周りであったが、明石では苦しんだので発見数が少ない。シンボルルである明石市立天文科学館、市役所横の「刻」と地球儀を彫り込んだ石造モニュメントと大蔵交番横の明治生まれの石柱を掲載しよう。Ⓢ atomu 

         明石市立天文科学館
大蔵交番・「大日本子午線通過石柱」

               明石市役所西公園の「刻」と地球儀135度線・石造モニュメント  Ⓢ




        



2024年1月2日火曜日

粟鹿神社と養父神社で健康長寿祈願 と「風土記の里を歩く会」の発展をお願い!!!

よりそい土鈴(辰)粟鹿神社

令和
令和六年一月元旦の日の出前の365日稼働する工場群
粟鹿神社随神門門松

 養父神社の女性の神官

   健康祈願に但馬二社参拝〈 粟鹿神社と養父神社 〉
 明けて2日は但馬一宮を唱える、粟鹿神社と養父神社を参拝す。もう一社が出石神社。何度訪れても正月の参拝は他の人達の真剣な。眼差しにはツイツイ何時もと違う気持ちと態度にさせてくれるのは、参拝者が多様で、0歳児から杖を突き支えられて家族で、腰が痛い、足が、肩が痛いのを神さんに願いし、少しでも和らげてもらいたいと老夫婦で階段をユックリと手を取り合い進む姿は神々しく尊いと思うのは、我だけだろうか?若い中高生も「絵馬」にどう書こうか悩み筆が進まん。これ、神域の醸す何かが有るのかも知れない。                      などなどと、但馬の正月を体験し、見たいものと、雪が無く暖かかったので、今年の豊作と健康と長寿を願う神社には地元の人、道の駅、駐車場には京都、大阪、神戸ナンバーの車が駐車場を占拠しているのは、これが現在の世相なのでしょうか !!!           年の初めに何時も○○しようと思うのは皆同じだが、完遂するする人は少ないだろう。 成し得ない一人に我が居る。随分と前になるが、いつ頃からだろう一年が短く感じるようになったのは…? 同輩に長いと拗ねるのは見ないので、歳の勢なのだろうか。今年は367日に思える様に心したいものです。神社に参拝したので元気をいただいて一年を終えるように努めたいものです。Ⓢ atomu                


    

2024年1月1日月曜日

 《 明けましておめでとうございます。>>>> 戦の無い一年であります様に!!

  健康で今年も兵庫五国ナンバーワンのグループを目指して{  頑張ろう! 】

  新しい年の初めに何時も思うこと、< 今年一年、命もつかどうか?である。 > 年末になると喪中につき挨拶を…………いただく。同級生もこちら欠け、あちら欠けとの知らせや、ハガキをいただくのである。我も、もう順番は来ているのだが、閻魔大王が番号札を失ったか、後ろへ回したのだろうかも知れない。今年も番号札が表に回らないうちに細々だがウロウロバタバタするつもりですので、ご指導と優しく見守ってください。「はりま風土記の里を歩く会」の仲間には今年も例会ご参加と20周年の準備くださることを念じております。スタートから300回に及ぶ例会で、九州宗像神宮と吉野ケ里遺跡など、堺市の応神天皇陵など世界文化遺産指定前に訪問したこと。郡上八幡の踊りと円空仏、関の金物、世界の恐竜が集合した催しの🦕博物館。「出雲風土記」と出雲大社、伯耆国と因幡国の国分寺と国庁など近県の古代国分寺跡などを駆けた。京都市内へは行かないのは雅の街でなくなってしまった事と隊列で行く所で無いと思っている。外国の客が多くなり大事にするので旧い時代の情緒が欠けてしまった。

 今年のウロウロは五国で未だ足を入れていない場所、隠れスポットへ案内することでだと思っているが、探すのに苦慮するぐらい、行きおおしてしまった

 
             赤穂・尾崎八幡神社 
網干・禅宗の龍門寺正月

網干木材港・365日稼働の元旦の朝焼け
辰年1月1日の御来光(皆さんの健康祈願せり)

春4月までは北は寒く雪が有るので中国山地より南にしよう。岡山と兵庫の行き果せていない「層塔」を歩き求めるのも候補の一つです。個人では体験できない場所へも行きたいですね。                                   「アトム」さんは東経135度モニュメント完歩、完観を終えること、狛犬さんの分布を調査したいと考える。最後に思うこと、皆さんが納涼会、忘年会に元気な顔を合わせることであり、atomuも参加できることが新年の誓いです。Ⓢ atomu





ホタル、アジサイ求めて東播磨を駆ける。

北条鉄道北条口駅 北条鉄道、田原駅 北条鉄道,網引駅 JR加古川線,小野町駅  新装なった加古川畔の見土呂植物園へ出かけた。温室の展示物がエコーになって、手の掛からない植物、身近なのが増え持ち帰っても育てやすいのになり、気楽に家族で無料で見学できる様になって、喫茶とドームが繋がり...